オープンソースの統合型3Dソフトウェア、Blenderに搭載されている動画編集機能。
自分的に簡単な動画編集が出来るソフトで十分なのですが、世に出ている有名動画編集ソフトは欲しい以上の機能を兼ね備え、それに見合った価格の物が多い。
Blenderには高機能な動画編集が出来るかもしれないと知り、今回自分が最低限欲しい動画機能がBlenderで出来るか確認してみました。
BlenderVideoEdition、フェードイン、フェードアウト
今現在の作業で、最低限欲しい動画編集機能は、尺の調整と、複数の動画のブレンド。
簡単なフェードイン、フェードアウト。
BlenderのVideoEditionでその機能は何処で出来るかを探してみた。

タイムラインのトラックに貼り付けた動画上で右クリック。出てくるウィンドウのメニューでフェードイン・フェードアウトがある。これで簡単にフォードイン・フェードアウトが出来る。
設定された尺でフェードイン・フェードアウトとなるが、「再生位置から」と「再生位置まで」を使用すると、任意の長さでフェードイン・フェードアウトが出来る。
画像のブレンドも自由自在です。
BlenderVideoEdition、動画の再生スピードを変更
倍速動画にする方法を調べました。

追加からエフェクトストリップ、スピードコントロールを選択すると緑色のモノが出来る。
これが出来たら、下の青い方の動画の右端をドラックすると任意のスピードに変更できました。
複数の動画を編集しつつ、一部のトラックのみ早送りする時などには便利そう。
ただ、もっと普通に2倍速、3倍速に数値入力で出来た方が楽なんですが…そのやり方を後でまた調べます。
BlenderVideoEdition、音素材の編集

普通にトラックに貼り付けて出来ました。
フェードイン・フェードアウトも設定しましたが、全体のボリューム調整はフェードイン・フェードアウトをする前にやらないと有効にならなかった。
音付き動画を出力する時の注意

デフォルトでは音声コーデックが音声なしになっているので、設定しなくてはならない。
今回はAACに設定。
BlenderVideoEdition、テロップテスト

テロップ用の画像を用意。

普通にトラックに貼り付け、今までと同じようにフェードイン・フェードアウトを設定
簡単に出来ました。
これで最低限欲しかった動画編集がBlenderのVideoEditionで出来ると確認出来ました。
BlenderVideoEdition、動画のレンダリング
動画のレンダリングは、Ctrl+F12
静止画のレンダリングは F12
忘れがちなので、メモです。
まとめ
Blenderは主に3DCGを制作する為のソフトウェアである為、使い勝手が特殊なのかもしれない。
現在自分はBlenderでの作業にこだわっていこうと思っていたので、Blenderにこれだけの機能がある動画編集は願ってもない物でした。
もしも動画編集に特化した作業をしたくて、Blenderを使うのであるならオススメはあまり出来ないかもしれませんね。
そうであるなら、やはり有名なところでアドビのプレミアがオススメです。